こんにちは、めぐる(@fpmeguru)です。
貯金ができない、とお悩みの皆様!
私も貯金は苦手です!!!
今回は、それなのにどうやって貯蓄をしていくのか、というお話。
Contents
貯金をするには強い意志と具体的な目標が必要
まずは貯金についてですが。
強い意志と具体的な目標があれば出来ます。
※これがあっても無理な場合は、収入と支出のバランスが悪い可能性があります。これは後述します。
問題はこの「強い意志と具体的な目標」ですが…
普通に日常生活を送っているだけじゃ、持ち続けるのはなかなか難しいです。
貯金がやりやすい例として
・結婚資金を二人で貯めるので、1ヶ月2万円ずつ貯金する。
・欲しいバッグが2ヶ月後に販売!10万円貯金すれば買える!
・お給料を貰って1万円別口座に入れて、これは絶対に使わない!!
など。
自分1人よりも、誰かと一緒にやると長続きするかもしれません。
人の目があるので。笑
あとは、金額を具体的に決めておくことですね。
まずは目標の金額を把握して、次に期間を決めて、月々の貯金額を具体的に出す。
会社で働いている方は、だいたいが月給制だと思いますので、具体的な数字は月単位が分かりやすいです。
固定費の見直しから
「そうは言っても、この収入じゃ貯金なんてできないよ!」
という方。
手取り15万円。都内一人暮らし。固定費除いたら2〜3万円しか手元に残らない…
こういう方は、まず固定費の見直しから始めるべきだと思います。
携帯代、家賃、光熱費、保険など。
それでも状況が変わらない場合、今は貯金できる環境ではないということです。
(新入社員の方は、仕事に必要なものを新しく買ったり、引っ越ししたりと、最初に必要な出費があるので、このような状態になる事も多いです。)
ボーナスが入るか、昇進するのを待つか、転職をするか、副業をするか…
固定費除いて2〜3万円しか残らない!
って方は、生活のバランスを考える方が先かもしれません。
(ここについてはそれぞれの事情がありますので、一概にこうすれば良いよ!というのは言えません…)
あ、一応、国民年金や厚生年金の保険料をきちんと払っていれば、貯蓄&保険は最低限できているので、全然貯金できないからといってそこまで悲観することもないです。それが何年も続くようだと厳しいですが。
ちなみに私は、社会人1年目、手取り20万円弱で1年間で100万円貯めました。
これは環境が良かったからで、実家暮らしだし、休みが平日だったので、友達と遊びに行く事もほとんどありませんでした。
思えばこの頃が、一番お酒飲んでなかったなー。笑
貯蓄のコツは「自動的に」「すぐに使えなくする」こと。
それでは、普段の生活で、ついついお金があると使ってしまう…という方は、どうすれば貯蓄できるのか。
これは
「自動的に」(「強制的に」)、「すぐに使えなくする」
ことが大事だと私は思います。
「自動的に」(「強制的に」)というのは
・給与天引き
・口座引落
・クレジットカードの引き落とし
などで貯蓄することです。
「すぐに使えなくする」というのは
・生活用口座と貯蓄用口座に分ける(これだとすぐに引き出せてしまうので、強い意志が必要)
・お金以外のもの(株、債券、投資信託など)に変える。※元本割れのリスクが伴います
・期限や目的が定められているもの。それ以外は引き出せない、ペナルティがある(財形貯蓄、貯蓄型保険など)
など。
iDecoが良い例です。
iDecoは、毎月決まった額を支払い、商品を運用します。
掛金は、指定した口座から引き落とされます。
そしてこれ、原則60歳まで受け取れません。
「自動的に」引き落とされ、「すぐに使えない」という、老後資金を貯めるのに優れた制度です。
ただし、手数料や制約が厳しいなどの観点から、やらない方が良い人もいます。
iDecoは所得控除が魅力的ですが、所得のない方、少ない方は恩恵を得られません。
また、住宅資金や教育資金など、老後資金よりも先に貯めなければいけない資金がまだ不足している場合も、自由が効かなくなるので、オススメしづらいです。
具体的にはどのようなものがあるの?
貯蓄のコツだけ説明しても、結局具体的にどんなものがあるの?って、わかりづらいですよね。
ここでは私がやっているor過去にやったことのある貯蓄(資産形成)方法を紹介します。
ちなみに、収入や生活環境は人それぞれなので、各々合うもの合わないものがあります。
この貯蓄をしている現在、私は実家暮らし独身です。
皆様のヒントになれば幸いですが、投資や保険の加入はご自身の判断でお願い致します。
iDeco
先ほどもご紹介したiDecoです。
全額所得控除と運用益非課税。
受け取る時は課税されます…控除はありますが。
口座振替
※元本割れの可能性がある商品もあり
つみたてNISA
20年間運用益非課税。手数料安め。
口座振替
※元本割れの可能性あり
投資信託
楽天証券の投資信託
クレジットカード決済
※楽天カードのみ対応
※元本割れの可能性あり
純金積立
楽天証券の純金積立
口座振替
※元本割れの可能性あり
貯蓄型保険
60歳くらいまで持っていると、解約返戻金が払込額の100%以上戻ってくる。
口座振替
※特定の怪我や病気、死亡の際に保障あり
※途中で解約すると返戻金が払込額を下回る
↑ここまでが「自動的に」「すぐに使えなくする」もの
投資
株、ETF、ソーシャルレンディング
(資金が貯まった時に随時購入。)
※元本割れの可能性あり
↑「すぐに使えなくする」もの
他
元本割れの可能性があるものは嫌だ!!という方には
・定期預金、積立定期預金
・財形貯蓄(勤務先にこの制度がある人のみ)
というものもあります。
これらの制度は、私は使ったことがありませんが、資産形成には有効な制度だと思います。
未来に投資しすぎて、今が苦痛だったら意味がない!
今までどのように貯蓄をするかをお話ししてきましたが、
元はといえば「何故貯蓄するのか」が大事なのです。
将来の不安。これも大きいと思います。
私は、今もこれからも楽しく過ごすために、ある程度準備しておくくらいの感覚です。
計画性がないのは良くない。
でも、苦痛になるまで節約したり、やりたい事や欲しいものを全て我慢していたら、今の人生が辛くなってしまいます。
いくらお金があっても、心身が不健康だったら、それは果たして幸せでしょうか?
自分自身の価値観やバランスを大切にして、マネープランを考えることが大事です。
使うべき所は使って良いんですよ。無駄遣いさえしなければ。
今を楽しく生きて、将来にお金を残す。
そんな風に、今後も取り組んでいけたらと思います。