こんにちは、めぐる(@fpmeguru)です。
今回は映画「スマホを落としただけなのに」の感想と、それに関する事象について私が思ったことを書きたいと思います。
近日、「スマホを落としただけなのに」の続編が公開ということで、その前に前作を見ました。
※情報技術について専門家ではないので、表現や用語が不自然な所があるかもしれません。ご了承ください
「個人情報」に対する意識
近年急速にITが発達し、個人を特定できるような、いわゆる「個人情報」における意識の差というのは、近しい世代でも大きな隔離を感じています。
FacebookやInstagram等のSNSを本名で登録し、自分の写真やプロフィール(出身校や住んでいる場所、職場など)を載せる。
こんなのは個人情報のカタマリなわけですが、もはや自分から晒しにいっているような行為。個人情報は「漏れないようにするもの」ではなくなっているのでしょうか?
しかしこういうツールには、良いところもたくさんあります。
例えば、遠方にいる友達の現状がわかります。
イベントの開催情報がわかります。
誰と誰が付き合ってるとか、結婚したとかもわかります。
今まで電話や手紙でしか伝えられなかった情報を、簡単に、しかも多数に、発信することができます。
人は、見慣れたものに親近感や安心感がわきます。(「単純接触効果」というらしいです)
今の時代、SNSは、やっていないとコミュニケーションが不利になるものになっているのかもしれません。
Facebookで交際宣言…する?しない?
Facebookって、交際ステータスというのがあるんですよね。
※私は今Facebookをやっていないので、数年前の情報です
「独身」とか「既婚」とか「交際中」とか。
…これ、みなさんどうしてます?
ちなみに私は、結婚したら「既婚」にしようかなぁとは思いましたが、「交際中」は絶対に嫌。たいして仲良くもない人に色々知られるのも面倒だし、別れたらどうするの?
というので、当時お付き合いしていた方と喧嘩になりました。笑
非常に面倒臭かったのでその場でFacebook削除しましたね。
その人はITに詳しいわけではありませんでしたが、執念だけで、私のことを色々と調べ上げていました。
何日何時に何をしていたか、私の友達や職場の人たちのSNSもチェックしていました。
元彼も把握されましたからね…それくらいなら、できちゃうんですよね。専門家じゃなくても。
このことが原因で、今までなんとなくみんながやっているから大丈夫だと思っていたSNSへの投稿も、危機意識を持つようになりました。
※ちなみにその方は非常に素行が悪かったので、すぐに別れました。

Facebookで交際宣言とか、どういう神経してるんだろ!?
…って思ってたら、5個下の従兄弟が、堂々とFacebookで交際宣言しておりました。笑
(同じような環境で育ったこともあり、その従兄弟を「変な人!」と思ったことはなかったです)
世代間ギャップなのか、たまたま私の周りがFacebookで交際宣言をしない人たちばかりだったのか。
偏見は良くないと思いつつも、どうも相容れない。こんなこと言ってる時点で、時代に置いていかれてるのかなぁ…
便利さとの引き換え
とはいえ私も、個人情報の管理はリスク分散ができていません。
代表的なものは、この映画の題材でもあるスマホ。
スマホの中に、クレジットカードや電子マネーの情報も入っているし、銀行のアプリで振込もできます。オートチャージ機能も登録しています。証券口座にもログインできます。
ネットで買い物もできます。
家電もアプリで操作できるものが多いです。
SNSも自動ログイン。写真もたくさん入っています。
スマホ1つでたくさんの事ができるようになり、便利になった反面、情報がそこ1つに集まっています。
もしかしたら、財布をなくすよりも、危険なことかもしれません。
高校生の時に
「財布持った?携帯持った?定期持った!?」
って、母親に言われていたなぁ。
今なら携帯さえ忘れなければ、どうにかなりそうです。
1つの所に情報を集めておくのは危険ですが、便利さと引き換えなのです。
私はもう、この便利さからは離れられないだろうなぁ。
悪い人は、いるんです。
残念ながら、この世には一定数「悪い事(迷惑な事)を平気でやる人」がいます。
以前、家族が詐欺にあった記事を書きました。
こちらは、スマホやパソコンから個人情報を入力してしまい、詐欺にあったものです。
ひと昔前のような、インターネットや携帯電話が発達していない時代は、騙されるなら知り合いが多かったのではないかと思いますが、今は全然知らない人から騙されます。
そして、お互いに顔も本名も生い立ちも知らないのに、勝手に好意を持たれたり、恨まれたりもします。
「だから、SNSで本名を出したり自分の顔を載せたりするのは、危険だよ!」
それはごもっともです。そもそも、インターネットを使わなければ、見ず知らずの人に狙われるようなことは殆どありません。
でも、今の時代にそんなことできますか?
不便で仕方がないと思うのです。
自己防衛の仕方が変わってきているのだろうか
少し前なら、自己防衛の仕方といえば
「SNSに本名や自分の写真を載せない」
「ネット上で友達を作らない」
「携帯電話に余計な情報を入れない」(クレジットカードや電子マネー等)
「現金で払う」
このようなことだったでしょうか?
でも今は、SNSもオンラインゲームも携帯での支払い等も当たり前にやる時代です。
ネットを通じて友達や恋人ができる人も多いです。
そうなると、自己防衛の仕方が、少し変わってきているのでしょうか?
私が思うのは
「なるべく嫌われないようにすること」
が、結局のところ一番の自己防衛なんじゃないかということ。
過激な発言をしたり
特定の人や物に批判を繰り返したり
やたらと煽ったり
常に喧嘩腰だったり
……
とにかく、自ら恨みを買うようなことは、個人情報が簡単に手に入るようになった今、かなりリスクが高いことなのではないかと思います。
(「炎上商法」という言葉もあるので、そういうやり方も否定はしませんが、やはり悪い人に狙われる危険度は高くなると思います)
まとめ
あんまり、映画の感想は書いていませんが…笑
個人情報について、思ったことを書いてみました。
