こんにちは、めぐる(@fpmeguru)です。
今回は
FP3級を実際に受けた際の感想です。
※FPの試験には「FP協会」と「金融財政事情研究会(きんざい)」がありますが、私はFP協会の方で受けたので、そちらの感想になります。
FP3級の勉強記録はこちら↓
FP3級の難易度
FP3級は簡単だ、と言われていますが、実際のところどうでしょう?
私は
人生経験による
と思っています。
FPの試験の内容は、生活に直結する知識も多いため、既に経験している、というのはかなりの強みです。
例えば私の場合。
iDecoやNISA・つみたてNISAは、FP3級の勉強を始める前からやっていたので、知識(経験)として身についていました。
また、マンションを購入して住宅ローンについても調べたり相談したりしていたので、フラット35などの基礎的な知識もありました。
株もやっていたので、興味を持って知識を深めることができました。
逆に。
年金・保険はそれまで特に興味もなく過ごしていたので、覚えることがたくさんあって大変でした。
相続はまだ経験したことがないので、ほとんど何の知識もないまま講義を受けました。
金融関係や不動産のお仕事をしている方は、その分野の知識は既に身についているでしょう。
※私は労務の知識が少しだけ役に立ちました。
最終的には
興味を持って勉強できるか
という所にはなると思いますが、
FP試験の内容に関する経験の有無で、スタート地点が違うというのはあります。
FP3級なんて簡単!と言っている人は、そういう関係のお仕事をしている人か、既に多くの人生経験をお持ちか、稀に見る天才か、試験(勉強)慣れしている人か、マウント取りたいだけの人なので、誰にとっても簡単だと思って試験に臨んだら、痛い目を見るかもしれません。
FP3級が「簡単」と言われる所以
FP3級が「簡単」と言われている理由を、私なりに考えてみました。
- マークシート(択一式)なので、うろ覚えでも何とかなる。わからなくても運が良ければ当たる。笑
- 過去問からの出題が多い。
FP3級のオススメ勉強法
上記の通り、過去問からの出題が多いので、とにかく過去問をたくさん解くこと!
私は移動中などのちょっとした時間にも過去問を解けるように、こちらのサイトを使っていました。(携帯アプリもあります!)
ちなみに私の場合、講義を聞いただけだと、正答率は半分以下でした…。
テキストを読み直して、再び解くと、8割くらいの正答率になりました。
最初はあまり出来なくて、焦ったりモチベーション下がったりしますが、とにかく同じような問題が多いため、何回か解くと身についてくると思います。
試験会場では、暑さ・寒さ対策をしっかり!
FPの試験は1月、5月、9月に行われますが、
暑さ・寒さ対策を忘れないようにしてください。
私は1月の試験を受けたのですが、会場がかなり寒く(おそらく試験の何分か前までは、会場のドアを開け放しておかないといけないというルールがあるのだと思います…)、手はかじかむし、結構キツかったです…。
今年の9月の試験日は、かなり暑い日で、「会場暑すぎ!」と言っている方々をたくさん拝見しました。
お昼ご飯はどうしてるの?
午前が学科、午後が実技の試験で、間に1時間半ほど休憩があります。
(途中退出ができるので、学科を早く切り上げた方は、もっと長い休憩になります。)
周りにお店やコンビニがありそうな所なら、そこでお昼ご飯を食べるのも良いと思います。
しかしたまに
本当に周りに何もない会場
もあるそうです…。
私が受けた時は、学科試験終了後、昼食をとれるスペースとして、会場を解放していました。
不安な方は、予めご飯は用意しておいた方が良いかもしれません。
2級を受けるなら、続けて受けた方が良い
2級の試験の範囲は、3級と重なっている所も多いです。
もし2級の受験を考えているなら、3級の勉強をして忘れないうちに、続けて受けた方が効率良いのではないかと思います。
