働き方

中小企業の人事担当が見る、コロナウイルスによる雇用情勢の変化

2020-04-21

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こんにちは、めぐる(@fpmeguru)です。

 

私は会社で人事も担当しています。

コロナウイルスが流行し、日本でも影響が大きくなり始めた3月上旬より、雇用情勢が変化し始めたことを感じています。

 

 

あくまで1つの小さな会社の中での出来事ですが、ありのままをお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

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事業内容とコロナウイルスによる影響

 

あまり詳しくは書けませんが、弊社の事業内容とコロナウイルスによる影響です。

 

事業内容 インテリアの製造・販売・納品・修理など

従業員数 20人程度の中小企業

 

小さい会社なので部署というものはなく、「製造部門」と「管理部門(内勤)」に分かれている程度。

私は内勤で事務作業全般や受注業務、経理、人事を担当しています。

 

 

コロナウイルスの影響 受注減。例年より10〜15%程度減。※2020年4月

影響が大きい業種(娯楽産業・飲食店・旅行業者等)に比べるとまだ少ないかもしれませんが、取引先で営業停止する所も出てきており、これから本格的にコロナウイルスの影響が明るみになるのではないかと思っています。

 

 

 

人手不足→求人応募が急増!?

 

私が見てきた中では、ここ2〜3年は、常に人手不足でした。

 

求人広告を出しても応募は数名。

※中途採用です

応募をしてくる人は、同時に何社も受けていることがほとんどなので、採用しても断られてしまうことも多々ありました。

 

めぐる
1人採用するのに100万円くらいかかった時もあったよ…

 

そんな状態でしたが、今年の5月に退職する人がいるので、2月上旬から2回に分けて採用を行いました。(求人媒体に2週間×2回の掲載)

 

最初の期間。2月上旬〜下旬にかけては、ここ数年と同じような状況。

応募者は数名。採用に至った人はいませんでした。

 

次の期間。2月下旬〜3月上旬。

2月中は以前と同じペースで、今回も採用は厳しいのかな…と思い始めたところ。

 

3月に入って、応募が急増!!!

 

応募の数は今までの2倍以上

これまでなかなか採用に至らず悩んでいたのに、まさかの採用する人を選べる状態に…!!

 

 

1つの小さな会社での出来事なので、たまたまタイミングがそういう時だったのかもしれません。

3月という時期も関係しているかもしれませんが、前年・前々年と同じ時期に求人を出しているので、それと比べてもかなり多いです。

 

 

また、求人の掲載期間が終わっても、「まだ募集していませんか?」と直接電話がくることも何件かありました。

 

 

 

応募者の意識の変化

 

また、応募者の意識も変わってきたのかな?と感じました。

 

 

弊社は、中途採用のフローとして

求人媒体からエントリー→書類審査→面接→採用

という形を取っています。

 

これまでの傾向として

書類審査

9割方受かります。

書類審査合格→面接日調整

まずここで、1割くらい返事がありません。

面接日決定→面接

ここで3割くらいは面接に来ません。

他の会社に採用が決まったり、都合が悪くなってしまって面接に来れないなど、事前に連絡をくれる方がほとんどですが、中には何の連絡もなくバックレる人もいます。

面接→採用

人手不足もあり、ここで落とすことはあまりないです。

(ジャージにサンダルで来ていた人は落ちてたな…)

 

採用しても、3ヶ月以内にやめてしまう人が5割くらい。(初出勤日に来ない人1割、数日来て連絡がつかなくなる人3割、他1割)

 

 

…まぁつまり、長く働いている人を除き、入れ替わりが激しくなかなか定着しないという状況だったんですね。

 

めぐる
でも、仕方ないのかな。小さい会社だし、決して人気のある業種ではないもの。

今は数年で転職する人も多いし、雇用形態や条件も、昔と同じように考えていたら、働いてくれる人なんていないのかもしれない。

 

このような傾向のデータが出ていたので、採用に結びつけるために会社も多めに合格を出していたんですね。

 

そしたら、今回みんなちゃんと来た!!笑

 

面接日調整の連絡も全員返信があり、他社に決まって辞退した人はいたものの、面接に来ない人もおらず。

 

人事担当で「アレ?どうした…??」ってなっていました。

 

 

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「すぐに働ける人」の増加が意味することとは

 

こちらも以前との比較ですが、3月上旬の採用は、すぐに働ける」人が多かったです。

 

それまでは、仕事をしながら転職活動をしている人の方が多く、だいたいが「数ヶ月後から勤務可能」でした。

 

 

…これが意味することとは……

 

リストラにあった?契約社員等で契約の更新がされなかった?働いていた会社が倒産した?「働かなきゃヤバイ!」と思うような出来事があった?もしくは「ここで働いていたらヤバイ!」と思う出来事があった?

 

これもまた、なんだか不穏なものを感じます。

 

 

 

仕事を断っていた→仕事があるのはありがたい

 

ここ数年はなかなか人員を増やすことができず、人を増やすより仕事を減らすという方向にシフトしていました。
(そうでもしないと、働いている人の負担がどんどん増えて、忙しすぎて無理!辞める!という人が出てきてしまいます。そして残された人の負担が更に増えて…という悪循環)

 

しかし現在、コロナウイルスの影響により、受注が減ってきています。

ほとんど残業もなし。

忙しすぎるのはみんな嫌だと思いますが、仕事がないのも不安です。残業をしない(できない)分、収入も減ります。

 

既に私の周りでは、仕事があるのはありがたい、という雰囲気になっています。

 

たった、2ヶ月ほどですよ!?

 

こんな短期間で感覚が180度変わってしまうのかと思うと、少し怖いですね。

コロナウイルスが落ち着いてきて、受注も元に戻れば良いのですが、それがいつなのか、本当に今までと同じように戻るのか…先の見えない不安は、誰しもが抱えていると思います。

 

 

※仕事量に関してはバランスが大事だと思っています。

仕事が多すぎて雑になるのも良くないし、仕事が少なすぎて条件の悪いこともやらなきゃいけないのも良くないと思っています。

今まで需要過多だったので、少し仕事にありがたみを持って取り組めることは良いと思っていますが、取引先やお客様とのパワーバランスが大きく崩れるようなことにはなって欲しくないですね。

 

 

 

コロナウイルスの影響による雇用に関する2つの事例

 

私の周りで、コロナウイルスの影響により転職した人・副業でアルバイトを始めた人がいます。

 

転職をした人の場合

一般事務。女性。既婚子供1人。

1時間弱かけて電車通勤していました。

テレワーク等に対応する様子がなく、毎日の満員電車通勤が恐ろしくなり、地元の会社(徒歩通勤可能)の事務職の求人に応募して即採用。

 

旦那様は2月中旬から在宅勤務になっていたそうで、自分が感染して家族にもうつしてしまったらどうしよう…と、かなり不安を抱えていたようです。

お給料の面では下がってしまいましたが、目の前の不安が少し軽くなったのと、子供のことに関して結構融通をきかせてくれるらしく、本人はとても満足そうでした。

 

 

副業でアルバイトを始めた人の場合

サービス業従事者。女性。独身一人暮らし。

コロナウイルスの影響により、店舗が休業。再開の目処は立たず…

お給料も4割減。

家賃の支払いもあるし、「これじゃ生きていけない!!」とアルバイトをすることに。

とりあえずお店を閉めることはなさそうなコンビニにしたそうです。

「大学生ぶりだわ〜ハハハっ!」と言っていました。確かに、自分が正社員で働いていて、急にコンビニでバイトするというのは想像がつかないですよね。

 

 

 

パワーバランスが大きく崩れないよう願いたいものです

 

今回は非常にサンプルが少ない中での話なので、今後の日本の経済が〜とか雇用が〜とかはわかりません。

 

本当にたまたま、色んなことが重なっただけかもしれません。

 

しかし、こういう出来事が周りで起きていて、これから雇用や労働に関して、色々変わっていくことがあるのかな?とも思います。

 

良く変わってくれるのは望ましいですが、

経営者⇔労働者

元請け⇔下請け

客⇔店員

など、パワーバランスが大きく崩れて、搾取に近い形となり、働きづらいと思う人が多くなる世の中は嫌だなぁと思いました。

 

 

 

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