こんにちは、めぐる(@fpmeguru)です。
お金のexpo2019に行ってきました!
今回は、受講した「家計改善のプロが教える お金の貯め方・増やし方」について、私なりに大事だなと思ったところや感想などを書いていこうと思います。
家計改善のプロが教える お金の貯め方・増やし方
講演者:横山光昭(株式会社マイエフピー代表取締役 家計再生コンサルタント ファイナンシャルプランナー)
Contents
今の生活現状(家計)を見据える
まずは、今自分がどのようなことにお金を使っているのかを、しっかりと把握することが大事です。
これは「〜を買うかどうか」というような、一瞬一瞬のことではなく、月単位。
毎月の家計を把握する、ということが大事なのです。
お金の貯め方
お金を貯めるには、3つの方法があります。
・収入を上げる
・支出を管理する(価値観形成)
・今あるお金を増やす(資産運用)
収入を上げる
収入を上げる例として、キャリアアップや副業があります。
働くことに関しては、定年退職後も長く働けたら、お金の心配も減りますね。
(健康に・楽しく働くことが、長く続けられるコツ)
結果的に、健康寿命をのばすことに繋がったり、年金の補填になったり。
現役時代は生活のため。
定年退職後は、やりたいことや生きがいを見つけて働けるのが理想ですね。
支出を管理する
こちらは「価格じゃなくて価値で見る」というのが大切。
これはいるか、いらないか、で考えること。
◯◯円だからいる、という考え方は良くない。
支出には3種類あります。
・消費※生活するのに必要なものの購入や使用料
・浪費
・投資※将来につながる使い方
これらの支出の理想の割合は
消費:70%
浪費:5%
投資:25%(内、将来に残す投資15%、使う投資(自己投資)10%)
だそうです!
さて、ここで私の支出の割合を見てみましょう。
(なるべく、特別な支出がない月を選びました)
消費:35%
浪費:26%
投資:39%(内、将来に残す投資38%、使う投資1%)
全然理想と違う!!!笑
ちなみに、ここまで消費が低いのは実家暮らしだからです。
家賃・光熱費の支払いがないというのはかなり大きい!!
消費と浪費の分け方が難しいですね。「友達へのプレゼント代…浪費??」みたいな。(生活に必要かどうかで考えて「浪費」に入れましたが、無駄使いというイメージもなく、難しいですね)
投資はiDeco、つみたてNISA、積立型の保険が毎月口座引き落としになっています。
貯金は、「運用」していないので迷いましたが、将来に残すという意味で「投資」に分類しました。
自己投資は、この月は本を買ったくらいですが、資格の講座の受講料や試験の受験料などもあるので、多い月は多そう。
浪費の割合が多いので、減らさなければと思うのですが、削れるところって飲み会と趣味に使うお金くらいなんですよね…笑
どうしても、外でお酒飲むと高くつきますからね。ここら辺は考える余地がありそうです。
今あるお金を増やす
資産運用をするにあたり、「攻め」の時期と「守り」の時期に分けます。
「攻め」は働いてお給料が貰える時期。「守り」は退職した後。
日本人の平均寿命は年々延びており、「守り」の時代も長くなっています。
「攻め」の時代をどう過ごすかが大事になってきます。
資産運用を始めるときの理想は
生活防衛資金を確保してから、投資を始めること。
生活防衛資金って、具体的にいくら??
というのは、今回は月収の7.5倍を基準としています。
(1年くらい安心して過ごすための目安の貯金)
月収30万円の方なら、225万円ですね。
そんなに貯めるのきついわ!!!
って方は、併走も1つのやり方です。
半分を生活防衛資金に回し、もう半分は投資に回す、など。
その際の投資は「長期・分散・積立(低コスト)」がオススメです!
「スタートは株式だけでも良い?」
→年齢が上がってきたら債券も取り入れた方が良い。
「商品を選ぶのが面倒臭い」
→バランス型の商品がオススメ。
投資ビギナーに多い失敗ベスト3!!
3位 まとまった資金を一気に投じる
・金融機関の人を盲信した
・知人に「すごく良いよ!」と勧められた
・ネットで高評価だった
まずは少額からが基本です。一気に大金を投じないことが大事。
営業担当者=味方、ではありません!
営業担当者とは目的が違うことを忘れてはいけません。
2位 貯金が出来ない中での資産運用
生活費が足りなくなり、市場の低迷時に解約しなければいけない…など。
ある程度の現金(預金)を用意しておくことは本当に、大切です!!
1位 短期で手放す
・どうなるかわからないので辞める
・含み損を見て怖くなって辞める
投資の基本は、長期間複利で増やす、ということです。
短期で値動きはあるものですし、気になってしまうのもわかります。(私も、ほぼ毎日チェックしてしています。笑)
でも最終的には、売却(解約)する時にどうなっているか、ですもんね。
市場から退場しないというのがとにかく大事ですね。
まとめ
「資産形成のアドバイス」という点で、非常にわかりやすく、自分が誰かにアドバイスをする時にも使えそうなことがたくさんあるなぁと思いました!
生活環境は人それぞれですが、ある程度目安の数字(支出の3分類の割合とか、生活防衛資金の考え方とか)があると、一気に具体性が増しますね!
自分でシュミレーションもできるので、今回の講義を受けて、私自身も見直すべき所がたくさんあるなぁと実感しました…!!