こんにちは、めぐる(@fpmeguru)です。
お金のexpo2019に行ってきました!
今回は、受講した
「デジタル時代のお金との付き合い方」
について、私なりに大事だなと思ったところや感想などを書いていこうと思います。
デジタル時代のお金との付き合い方
講演者:為末大(元プロ陸上選手、株式会社Deportare Partners CEO)、御立尚資(ボストン コンサルティンググループ シニアアドバイザー)
Contents
為末さん、あなたにとってお金とは?
スポーツでいうモチベーションに近いもの。 だそうです。
モチベーションとは、使いすぎてしまってもダメ。うまく使わないと減ってしまう。
「勝たなきゃ」「やらなきゃ」「頑張らなきゃ」
と言う人は、モチベーションが減っているかも?
これだと、短期的なことしかできない。大きな目標が達成しづらいそうです。
常に勝負だけでも辛い。
為末さんはオリンピックが終わった後、4年後を見据えて、あえて勝負の場から離れたり、違う競技に取り組んだりして、モチベーションを維持していたそうです。
即時報酬モデル
オリンピックに出る人には2種類いて
・将来オリンピック選手になる!という目標を立てて、実現した人
・好きなことをやっていたらオリンピック選手になった人
前者は天才的な人で、後者の方が多いらしいです。(為末さんも後者だった)
投資でいうところの、前者は最終的な金額を目標としている人かな。
とにかく、そこに最短距離で行けるように努力し続けられる人。
そして、それは達成できないこともある。
そうすると、どうしても擦り切れてしまうのです。
後者は、「どうやったら速く走れるか」と日々考えたり、道中を楽しむことができます。
これは、投資でいう配当金なんじゃないかな?と私は思います。
大きな目標に対して真っ直ぐに向かっていける人も極稀にいますが、
やはり人間は、短期報酬を作らないとキツくなってしまうものなのでしょう。
そしていずれ大きな目標を達成できるには、継続が不可欠。
継続するのも、短期報酬があった方が、励みになりますね。
メダルとったら300万、スポンサーから800~900万
↑何故か大きくメモってあった。笑
為末さんがメダルをとった時のお金の話。
お金のことが気になったんだろうな、私…
デジタルを変えられるのはこれから!
アメリカのパレードのお話。(実際にはモニターで写真を見せて貰いました)
1990年は馬車だったものが
1913年には全部車に。
実はこの間、1908年にフォードが誕生し、そこから車文化が発達したのだそうです。
車を走らせるには、道を整備したり、中央線を引いたり、法律や保険を作ったり…凄くたくさんの環境の変化があったはずなのに、たった5年で。
これからも、誰がどんな仕組みを作るかは、わからない。
きっと私が40歳になる頃には、今とは全然違う景色で、全然違う文化なんだろうなぁ。
そういえば10年前は、ガラケーを使っていたし、連絡を取り合うのもメールだった。
これからを生きられる私たちは、きっと面白いものが見られるんだと思う!
生活防衛資金
今年は災害が多かったですね。
地震、火山、台風…
どのくらいのお金を持っておけば安心できるのか?というのは、考えたことがある方も多いんじゃないでしょうか?
プロのスポーツ選手で、引退した後セカンドキャリアを考えるときは、
半年くらい食べていけるだけのお金は用意できている人の方が、うまくいくことが多いそうです。
やはり、お金がある「安心感」というのは大きいのでしょう。
その間に現役時代を振り返ったり、色んな人と会って、その後の人生を決めるそうです。
これ、転職でも参考になりそうですよね??
GDPの変化と今後
人口増加のグラフとGDPの変化のグラフは似ています。(実際はモニターで資料を見せて頂きました)
先進国には「伸びているところ」と「伸びていないところ」があり、日本は残念ながら「伸びていない」方。
そうなると、デジタルで、どうやってサービス産業を変えるかが大事だそうです。
そもそもGDPとは「作れば上がる」ものなのですが、今の時代は
作れば良い→どう使うか
に変わってきているそうです。(そうすると、GDPは下がる)
GDPという数値だけでは比較できないものもある、ということですね。
お金と自分の時間の使い方
プロのスポーツ選手が引退した後に目指すものは、主に3種類あるそうです。
・お金
・権力(パワー)
・影響力(インフルエンス)
パワーとインフルエンスの違いは
パワー→実際に人を動かせる
インフルエンス→人がついてくる
為末さんは「インフルエンス」を目標としているそうで、色んな教育の部分にも取り組んでいるそうです。
相手の人生が変わる瞬間を、どれだけ最大化するか
いやぁ…スケールが違うなぁ~と思ったけれど、所謂「インフルエンサー」と呼ばれる人たちは、多くの人々に影響を与えていますよね。
心理的なリミッターが外れると、出来ることが増えるそうです。
例えば、100m走るのに10秒切るのは無理!!と言われていても
誰かが10秒切った瞬間に「え、できるじゃん…」ってなるんですね。みんなの認識が「不可能」から「できる」に変わるですね。
みんなの心のリミッターが外れた瞬間。
確かに、勝手に諦めている事って、たくさんあるのかもしれません。
月に行きたい。とか、誰が最初に考えたんだろうな?
考えた人も、実行した人も、凄いなあと思います。
ただ、やりたいことと稼げることは違うというのも事実。
ここは、為末さんも悩まれている所のようです。
しかしそういう時こそ!御立さんのようなコンサルの出番です!!
コンサルというのは、お金を作る人と何か(お金以外の価値)を作る人の架け橋だそうです。
適材適所というものがあるのでしょう。
まとめ
とても面白い対談でした!
お二人とも喋りなれているなぁ…。
わかりやすいし聞きやすいし、私はスポーツが好きなのもあって、興味のあるお話がたくさん聞けてよかったです☆