こんにちは、めぐる(@fpmeguru)です。
お金のexpo2019に行ってきました!
今回は、受講した
「矢方美紀(元SKE48)とFPが語る「がん」になったときのためのマネープラン」
について、私なりに大事だなと思ったところや感想などを書いていこうと思います。
矢方美紀(元SKE48)とFPが語る「がん」になったときのためのマネープラン
講演者:矢方美紀(タレント、元SKE48)、阿部久美子(ファイナンシャルプランナー)
はじめに
このようなご自身の病気のことって、伝えるのに勇気が必要だったり、本人にしかわからないお気持ちもたくさんある中で、貴重なお話をしてくださったこと、感銘を受けました。
「がん」になったら、実際のところどうなの?
治療って何するの?
どんな所にどのくらい、お金はかかるの?
私の周りには、がん治療をしている人は、まだいません。
(祖父ががんで亡くなりましたが、もう30年くらい前の話で、その頃とは治療方法や費用も変わっていると思います)
もしそのような方がいたとしても、ご病気のことって、色々と聞くのはなんだか気が引けますよね。
今回はお二人とも「がん」を経験しており、リアルな話を聞かせて頂き、今後実生活において、自分や周りの人がそうなった時に、必ず役に立つお話だったと思います。
がんの治療
がんの治療には
・保険診療
・先進医療
・自由診療
があるそうで、先進医療と自由診療は、自己負担です。
がんの種類や進行度で、お医者様と相談して、治療方法を決めていくんですね。
中には保険診療しかできないものもあるそうです…!!
お金の不安
がんになった時に、知っておいた方が良いお金の制度として
・高額療養費制度
・傷病手当金
があります。
高額医療費制度とは
高額な医療費を支払ったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
傷病手当金とは
病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
どちらも申請により、自己負担が軽減できるので、もし対象となった場合、忘れずに申請しましょう。
がんは、長い期間をかけて、定期的に治療するものもあり、お二人ともこちらの制度にかなり助けられたそうです。
他にも、医療費控除などもありますね。
お金の知識はこういう時にも、とても役に立ちますね。
また、治療費以外にも、入院した際に個室を希望すれば別途料金がかかるし、ウィッグも医療用のものになると高い!!なんてお話もありました。
がん保険の選び方
ファイナンシャルプランナーで、自身もがんを発症したご経験がある阿部様が、がん保険の選び方を教えてくれました!
・わかりやすい支払条件
→支払条件が複雑なものはやめた方が良い!!これは、がん保険だけじゃなく、他の保険にも当てはまりそう。
・まとまった現金が受け取れる
→やはり、急に大きな金額が必要になる時があるそうです…
・何度でも給付金が受け取れる
→がんは、再発の多い病気だそうです。
・通院が保障されている
→お二人とも、入院より、通院の方が多かったそうです。
・無理なく支払える保険料
→がんになったら保険料払込免除になり、その後も保障は継続するものもあります!
しかし、自身の生活を圧迫するほどの保険料は、保障が欲しいとはいえずっと払っていくのはキツイ。
バランスが大事ですね!
おわりに
病気とお金の不安って、切り離せないものだと思います。
がんは、日本人の死亡原因で男女共に1位です。
がん保険についても、ご自身も闘病のご経験のある方々からお話を聞けたのは、本当に有意義でした。
実際「なってみないとわからない」部分ってありますよね…。
(通院保障が大事、というのは私は初めて知りました)
保険に関しては、無駄な保険に入る必要はないですが、いざという時にはかなり助かるものだと思います。
勿論、健康で居られるのが一番ですが、リスク管理もしっかりとしておきたいですね。