こんにちは、めぐる(@fpmeguru)です。
今回は、スクロール様主催の
女性のためのマネーセミナーに参加してきました!
Contents
今回学んだ内容
・セカンドライフのプランニングの必要性
・お金を整理する
・運用について
・家計の見直し
など。
セミナーの感想
これからお金のことについて学んでいきたい人
今後大きな出費(結婚・出産・住宅や車の購入など)の予定があるカップルのお二人
などに、とても良いセミナーなのではないかと思います。
私が参加したセミナーは、丸の内で開催されました。
イルミネーションが綺麗だったのでつい。笑
会場内は撮影禁止だったので、セミナー中の写真はありません。
とても綺麗な会場で、コロナウイルス対策もしっかりとされていました!
参加人数は10人ちょっとだったかな。
コロナ対策のため、人数を少なくしているのかもしれませんね。
参加者は女性1人がほとんどでしたが、男女で来ている方もいました!(こちらは女性限定のセミナーですが、パートナーと一緒の参加はOKです)
年齢層は、パッと見若い女性が多かったように思います。
セミナーの時間は2時間ですが、休憩時間や最後にアンケートを記入する時間があります。
講義自体は1時間半くらいでした。
講義の内容は、基本的なことが多いですが、これを聞けばなんとなく自身のライフプランのイメージができるのではないかと思います。
このセミナーに参加した方には、後日FPに個別の相談ができる特典がついているので、セミナーでざっくりと自身のライフプランの問題点や疑問点を把握し、それぞれの悩みに合わせて個別相談…という流れなのかな。
(私は個別相談は申し込まなかったので、どのように行われているのかはわかりません)
講義の内容とポイント
はじめに、セミナーの注意事項や講師の方の紹介、スクロール様の紹介などがあります。
しかしその間約3分!!

企業が主催しているセミナーって、その企業や商品の広告宣伝が目的なことがほとんどなんですね。
だから、えっこんなさらっとで良いの!?って思いました。笑
勧誘なんかも一切ないし、資料の中に1枚企業の広告が入っているだけでした。
セカンドライフの不足額
※90歳まで生きたと仮定する場合
夫:サラリーマン 妻:専業主婦 の場合
豊かな生活に必要な資金:月額約36万円
公的年金:月額約22万円
約4200万円の不足
独身の場合
豊かな生活に必要な資金:月額約25万円
公的年金:月額約15万円
約3000万円の不足
(出典等の説明は省きます)
介護にかかる自己負担額の目安
要支援・要介護認定者
65歳以上の約5.6人に1人
85歳以上の約1.6人に1人
要介護2の介護にかかる自己負担額の例
施設介護→1ヶ月:約21万1千円、入居一時金約300万円。10年:約2836万円
在宅介護→1ヶ月:約5万3千円、入居一時金約69万円。10年:約711万円
セカンドライフの前にかかるお金
人生には、セカンドライフの前にも様々なイベントがあります。
例
結婚:約461万円
出産・育児:約51万円
子供の養育費:全て私立→約2198万円 全て公立→782万円
住宅購入:約3442万円
介護(親など):約3167万円

お金を短期・中期・長期に分ける
お金の色分けをします。
短期(3〜5年以内に使うお金)
生活費・旅行・レジャー・車・住宅など
→元本の安全性が高いところに置いておく!
中期(10〜15年)
子供の養育費など
→資産形成を考える!
長期(20〜45年後)
セカンドライフの生活費など
→時間をかけて「増やす」努力を!
長期資金のシミュレーション
ここでは長期資金について、具体的なシミュレーションをしてみましょう。
皆様も是非、ご自身で数字を当てはめてみてくださいね♪
①何歳から(今の年齢)
②何歳までに(仕事を辞める時期)
③いくら貯めたいか
④月々いくらなら積み立てできるか
まずは積立元本を求めます。
④×12×(②-①)
理想(③)と、どのくらい差がありましたか?
ちなみに私は1880万円足りませんでした。笑
(今貯金もありますが、それを含めないのは、今の貯金+積立分以外の収入はセカンドライフ前の生活費として考えているからかな?)
具体的な数字が出ると、イメージが明確になりますね。
単利と複利の違い
単利:元本だけに利息がつくもの
複利;元本だけでなく、利息にも利息がつくもの
例:最初に投資した100万円を金利5%で30年運用した場合
単利:250万円
複利:432万円
長期的な資産運用は、複利を味方につけよう!!
運用の必要性。インフレとは?
インフレとは、物価が上がる(=お金の価値が下がる)こと。
ここ44年の物価の変化
トイレットペーパー※12個入 160円(1975年)→451円(2019年)
食パン※1kg 238円(1975年)→444円(2019年)
灯油※18L 679円(1975年)→1824円(2019年)
牛乳※180mlびん 48円(1975年)→132円(2019年)
ディズニーランドの1デーパスポート 5800円(2010年)→8200円(2019年)
年2%のインフレが継続した場合のお金の価値
100万円(現在)→82万円相当(10年後)→67万円相当(20年後)→55万円相当(30年後)
「投資」や「投機」はギャンブルではない!
①預貯金:使うお金、ためるお金
②投資:増やすお金
③投機※株式短期売買、FXなど
④ギャンブル

③の「投機」は知識や経験が必要で、かなり難しいよ。運用をはじめる時は②に目を向けてみよう!
長期投資
例えば、外国株式のみを積立するとします。
保有期間1年の場合、成績にかなりバラつきがあります。20%以上プラスになった年もあれば、40%くらいマイナスになった年もあります…。
しかし10年以上保有すると、ほとんどの人がプラスになっています。
そして20年以上保有すると、どの時期から積立を始めてもプラスになっているというデータが出ています。
分散投資
「一つのカゴにすべての卵を盛るな」という、有名な言葉があります。
一つのカゴにすべての卵を盛っていた場合、落としたらすべて割れてしまいます。
いくつかのカゴに分散しておけば、被害は少なくてすみますね。
時間分散
ドルコスト平均法:定期的に定額で金融商品を購入していく方法。
→下がった時に多く買える!

なお、税制上の特典を活かした資産形成方法として
・NISA
・つみたてNISA
・iDeco
があります♪
家計の見直し
【貯金の方法】
A子さん→「支出の残り」を貯める(お給料を貰う→使う→残りを貯金)
B子さん→「貯蓄の残り」を使う(お給料を貰う→先取り貯蓄→残りを使う)
B子さんの方がお金が貯まりやすい!!
給与天引・口座引落システムで強制的に貯まる仕組みづくりをすると効果的

私はiDecoやつみたてNISAをやっていますが、これらは口座引落なので、先取り貯蓄の一つだね
固定費の見直し
固定費で大きく変わる部分は
・住宅ローン
・保険
の2つ。
住宅ローンは、今はかなり金利が安いので、昔に住宅ローンを組んだ人は見直しの余地あり!
保険はまず内容をきちんと把握すること。自身に必要な内容かを検討する。
まとめ!
この内容を2時間で学べるのは、とてもありがたいですね〜!!
私が受講した時の講師の方は女性で、自身の経験を交えてお話ししてくださったので、よりリアルに「お金のこと」を学べたと思います。
このセミナーを通じて、お金のことに興味を持ってご自身で学んだり
もしくは、お金の勉強はちょっと面倒くさい…と思ったら、信頼できるFPを探したり
そういうきっかけになるのではないでしょうか。