⚠️こちらの記事は、2018年当時のものです。
2019年12月、auカブコム証券(カブドットコム証券)のプチ株積立の手数料が無料になったため、同じような失敗は少なくなると思われます。
制度や手数料に関しては、証券会社の公式ホームページ等で最新の情報をご確認頂き、投資はご自身の判断でお願い致します。
今回は、投資を始めた当初の失敗談をお話しします。
「投資」といっても、色んな種類のものがありますが、私が最初に興味を持ったのは株主優待でした。
当時、お金にも時間にも少しずつ余裕が出てきて、たまにオシャレなお店で外食することに楽しみを覚えてきた時期でした。
行きたいレストランの割引とかあれば良いな♪なんて探していたら
運命(?)の出会いがありました。
ずっと、ここ行ってみたいなぁ…と思っていたレストランの優待があったのです!!
しかも、長期保有で会員になれるという特典もあり。
そちらについては、↓の記事に詳しく書いてあります。
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投資を始めたきっかけ
こんにちは、めぐる(@fpmeguru)です。 私が投資を始めたきっかけは、株主優待でした。 XEX代官山というレストランに、いつか行きたい! ...
続きを見る
ただ、投資は初心者ゆえ、どのくらいの値動きがあるとか損得とか、わからないまま一気にお金を注ぎ込むのも怖かったので。
(上の記事にも書いていますが、当時ワイズテーブルコーポレーションの株価は2700円前後だったので、単元株(100株)買うためには、27万円くらい必要でした)
そこで私は
単元未満株の積立という方法を選びました。
結論から言いますと
株主優待目当てで日本株を買う場合、単元未満株の積立は相性が悪い
と私は思います。
理由の1つとして、単元株未満の積立は手数料が高くつきます。
最低手数料を設けている所が多いので(安いところで約50円)、積立のたびに最低でもこの手数料がかかります。
普通に単元株で買うと、50万円までで約200〜300円のところが多いです。
※プチ株積立の手数料無料化に伴い、こちらの見解は削除させて頂きます。
…と書いててもわかりづらいので、実際に私がやってしまった体験談をお話しします。
私は単元未満株の取引をカブドットコム証券でやっていたので、手数料はそちらの金額になります。
3月
ワイズテーブルコーポレーションの単元株積立開始。
無理のない金額で、月に1万円ずつ積立することに。
取得単価:2723円 3株
4月
取得単価:2767円 3株
5月
取得単価:2777円 3株
………
そして私は気づく。
「これ、100株になるまで何年かかるの…」
約半年ほど積立をしていましたが、あまりのゴールの遠さに、方針を変えることにしました。
「一旦積立をやめて、一気に買えるだけの資金を集めて、ちょっと株価が落ちた時に買おうかな。」
虎視眈々と株価をチェックし、数ヶ月後、自分なりに「今だ!!!」と思った時に注文をかけたところ…
手数料が1500円くらい!!
いやいや、単元株で買えば手数料250円なのに、高すぎるでしょ!!!
※カブドットコム証券の単元未満株の取引手数料は、2万円までは100円、それ以降は1万円につき67円かかります。
積立した額が約5万円だったので、単元株(100株)にするためには、残り21万円程必要でした。
さらにさらに!!
単元未満株の取引は、指値注文ができません。
なので、「今だ!!!」と思いましたが…その時の株価では買えず。
※カブドットコム証券の単元未満株の取引は成行注文で、前場の始値か後場の始値で約定します。詳しくは公式HPの取引ルールをご覧ください。
なんと、狙っていた額よりかなり上がって約定してしまいました!!

これならもう、普通に100株買って、単元未満株を売った方が良かったのではないか…。
ちなみに、単元未満株の積立も良いところはあるので、これは投資方法として悪!!というわけではないので、ご承知ください。
ただ、私の投資の目的とタイミングと、色々噛み合わなかったというだけです。笑
優待を貰うには単元株以上持っていないといけないので、ある程度まとまった資金が必要になります。
あれも欲しい、これも欲しい…となると、結構資金が拘束されてしまいますね。
あとは、個別株を買うというのは
その企業と心中する覚悟
が必要なのではないかと思いました。(少し大袈裟な表現ですが…)
優待が欲しくて株を買っても、株価が下がってしまっては、悲しいですよね。
その企業の財政状況や経営状態も踏まえて、期待できると思えば現物で保有して優待も貰えば良いし、この先不安だな…と思えば、クロス取引で優待を貰う、というのが良いのではないかと、今は思っています。
私は株主優待目当てで買った日本株は、全部現物所有なのですが、現在、8銘柄中5銘柄はマイナスです。
今後、売り時も考えなければなぁ…と思っています。