投資の失敗談を書いた前回までの記事
こんにちは。めぐる(@fpmeguru)です。
今回は
「株主優待が来たときには、もう必要なくなっていた…」
というお話。
私が投資を始めたのは、株主優待に興味を持ったからです。
当時、年齢は30歳を超え、転職して3年が経ち仕事も慣れてきて、お金にも時間にも少し余裕が出てくる時期(独身だからというのもある)でした。
女子会は、大衆居酒屋からちょっとお洒落なレストランに行くようになり、ワインを嗜むようになり、もうこれぞ独身貴族!!独身サイコー!!
っていう状態でした。笑
そして、当時お付き合いしていた彼が7つ上で、とある士業をしている方でした。
美味しいお食事が好きな方だったので、月1くらいでホテルのランチに行ってみたり、記念日には少し奮発したディナーに行ったり…
そんな生活をしていた頃。
投資に興味を持ち始めて、株主優待が気になり始めます。
「せっかくだから、株主優待で何か美味しいものでも食べに行けたら良いな♪」
ぽちぽちと色んな株主優待を調べ、欲しい銘柄も絞られます。
しかし!!
株主優待・配当金が魅力的な銘柄は
権利月の少し前から株価は上がり始め
(株主優待・配当金が欲しいため、買う人が増えて株価も上がる)
権利落ち日から株価は下がっていく
(権利を得たので売ってしまう人が増えると、株価が下がる)
このような傾向があるという情報を耳にしました。
それまで投資は少額の積立しかやっていなかった私は、さすがに怖気付きます。
「結構な額を一気に投資することになるから、怖いなぁ…。権利落ちした後に買うか…」
※実際は企業の財務・経営状態や、経済の動向などにより、このような株価の変動になるとは限りません。
株価だけでいえば、権利落ち日の数日後に下がった所で買ったものの、そこから落ち続け、今でも含み損を抱えている銘柄もあります。笑
欲しかった銘柄の権利月は2月・8月。
その時1月だったので、権利落ちした3月に購入することに決めました。
2ヶ月後…(3月)
「株価下がってキターーーー!!!購入!!」
7ヶ月後…
「権利確定ッッ!!」
11ヶ月後…
「株主優待ゲーーーーット☆」
欲しい!と思ったその時から、1年弱…
この年代の「1年」って、結構環境の変化があるのかもしれません。
よく女子会をやっていた友達は、結婚したり出産したり転勤したり。
当時お付き合いしていた彼とも、この間にお別れしてしまいました。
自分自身も、少しずつ趣味も変わったり、生活パターンが変わったり…
あの時あれ程欲しかった株主優待が、今や少し使い勝手の悪いものになってしまっている。
特に私は、優待でレストランや居酒屋等の割引券が貰える銘柄を多く買っていたので、中には「優待を貰ったけど使わなかった」ものもありました…。
優待は、手元に届くまでに結構時間がかかる。
このようなこともふまえて、使い勝手の良い優待とは何かを考えてみました。
・生活環境に左右されないもの
カタログギフトやクオカードなど
・使わない時に他のものと変えてくれる
私の保有している銘柄だと、ワイズテーブルは5000円分の割引券が貰えますが、使わずに全て返送すれば、お肉やアイスクリームセットと変えてくれます。
吉野家も、3000円分の割引券を返送すれば、吉野家の冷凍食品セットと変えてくれます。
エーピーカンパニーは、3000円分の割引券を返送でおこめ券(3kg)と交換可。
株主優待って、目に見えて返ってくるものがあるし、初心者の方にもわかりやすくて良いですよね♪
基本的には長くお付き合いしたい銘柄ばかりですが、中には
優待使わないし含み損だし…
なんて銘柄もあります。
(資産形成というよりは「趣味」に近いので、そこまで含み損は気にしていません。笑)

※投資はご自身の判断でお願い致します