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小説「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」読了!

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「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」

 

著者:尾形真理子

 

 

※ネタバレが嫌な方は、ここから先は見ないようにお願いします☆

 

 

 

この本を読もうと思ったきっかけ

 

先月のkindle本セールの時に、何か面白そうな本ないかな〜と探していたところ、ランキングにて見つけました。

 

タイトルにすごく惹かれました。

「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」

素敵な表現だなぁと思いました。

そして、この一言でパッと情景が思い浮かぶのも良い。

 

読み始めるとかなりハマって、すぐに読み終わっちゃいました☆

 

話の内容を一言で表すと

アラサーの恋愛諸々。

 

一冊の本の中にいくつか話があり、短編集みたいなものかな?と思いましたが、最終的には、あ〜こんな風に繋がるんだ。ってなります。

 

 

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言葉の表現が逸材

 

タイトルから既に感じていましたが、この作品、言葉選びが逸材です。

 

何かを伝えようとする時、言葉の選び方で印象がかなり変わることがあります。

私は今こうやってブログを書いていますが、書くペースはきっと遅い方です。

それは、ちょっとした言葉の使い方や表現も気にしてしまうからなんですね。(自己満足といえばそれまでだけど。笑)

 

そしてたまに、ハッとさせられるような表現に出会うこともあります。

今回の「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」というタイトルもそうですし、アーティストの歌詞なんかもそうですね。

なんでこんな表現ができるんだろう!?と、羨望のような、嫉妬のような、尊敬のような。

この本には、そんな素敵な言葉たちがたくさん散りばめられていました。

 

 

 

あなたといたい、と
ひとりで平気、を
いったりきたり。

 

学生の頃から、10年くらい付き合っている男女のお話。

 

最初はドキドキワクワクしていたものも、時が経つにつれ、マンネリ化してしまうこともありますよね。

お互い環境や考え方なども変わっていく中で、長く向き合い続けるのって、実は結構難しいんじゃないかな。

そのために一番大事なのは、この人となら乗り越えていきたいって思えることなのかなぁ、とこのお話を読んで感じました。

 

「好きなことを仕事にして、周りに認められ始めてきて、頑張りたい女性の気持ち」も、アラサーの世代の心をがっちりと掴むのではないでしょうか。

 

 

 

悪い女ほど、清楚な服がよく似合う。

 

これは、不倫のお話ですね。

なんでアラサーの恋愛って、こんなに不倫ネタが出てくるんでしょうね。笑

 

共感というのは難しいお話ですが、ここにも素敵な表現があったので、それをご紹介させてください。

 

わたしにも「耐える」と「身をひく」以外の選択肢があってもいい。

自分で選んだ恋を、誰かのせいにはしたくない。

 

ちゃんと欲しがる女ほど、欲しがられる女になる。

 

深い!!

 

 

 

可愛くなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃないってこと。

 

9つ下の男性を好きになる女性のお話。

 

いいな〜こういう歳下の男性いいな〜!!

とテンション上がりながら読んでいたのは、私がもうこのお話の女性の年齢とほぼ変わらないからだろうか…笑

 

でも、何故か年齢の壁で勝手に「私を女として見ているわけじゃない」って思っちゃうんですよね。

凄く好きだった元彼さんが6つ下で、友達の紹介で出会ったのですが、年齢聞いたとき「私6個上ですけど、大丈夫ですか!?」って聞いちゃったもんね。笑

 

このお話も、素敵な表現をひとつ。

 

感情は、年を取らないのかもしれない。対処の仕方が大人になっていくだけで。

 

いいですね。大人になっても、素敵な恋愛をしたくなりますね!

 

 

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ドレスコードは、花嫁未満の、わき役以上で

 

これは、可愛がっていた職場の後輩と結婚するのは、元彼だった!というお話。

 

このお話に出てくる女性、マンションを買っている持ち家女子でした♪

そして大学生の頃の恋愛(後輩と結婚する元彼とのお話)も、なんだか同じような経験で、共感する部分が多かったです。

 

恋には、終わりがある。

そのことをこの人は教えてくれた

 

大好きだった人に振られると、ほんとそう思っちゃいますよね。

「ずっと一緒」とか「これからも好き」って言葉を、なんの疑いもなく信じてたんですよね〜あの頃。

 

最後は、すごく前向きになれる良いお話でした!

歳を重ねたからこそ得られるものってありますよね♪

 

 

 

好きは、片思い。
似合うは、両思い。

 

真面目で平凡な女性と、芸術肌の男性のカップルのお話。

 

「個性」とは、「人とは違う何か」だと思い込んでいた。

人と違うのが「個性」ではなく、自分らしいのが「個性」なんだ。

 

うーん良い言葉!!真面目さんには心に響きますね。

 

昔から私は「優等生だよね」って言われていました。

26歳の時かな?30歳くらいの女性の上司に

「これからもそうしているつもり?優等生って、一番キャラ薄いのよ」

って言われたことがありました。

あれは何かのアドバイスだったのか、叱咤激励か、喧嘩を売られていたのか、ただその人が思ったことを言葉にしただけなのか、今だにわからないのですが。笑

 

確かにあの頃は、何か人と違うことをしたいと思っていた気がする。何かを成し遂げたいと思っていた気がする。

もちろん今もそういう気持ちは持っているのだけど、そんなことに必死なのも自分らしいのかなぁと思えるようになりました。

 

少しだけ昔の感覚を思い出したような、そんなお話でした。

 

 

 

試着室で思い出すような恋をしたことがあっただろうか?

 

このタイトルを見た時に、私は試着室で思い出すような恋をしたことがあったのかな?とふと疑問に思いました。

 

デートのお洋服を選ぶ時もそうですが、その時の気持ちって2種類あって

「私この服好き!めいっぱいオシャレして、今日の私可愛い!!」

「この服彼が好きそう!可愛いって思ってくれるかな!」

 

自分主体か、相手主体か、どちらもあったなぁと思います。

どっちが良いとかではなく、どっちの場合もお相手のことを好きだったし、ただなんか2種類あったなぁと。ただそれだけで、オチは何もないのですが。笑

 

 

今、新しいお洋服を試着したら

誰かのことを思い出すのかなぁ?

 

 

 

 

 

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