「図解 ワイン一年生」
著者:小久保尊 イラスト:山田コロ
この本を読もうと思ったきっかけ
「お酒は何が一番好きですか?」
と聞かれたら
「ワインです」
と答えるくらいには、ワインが好きです。
でも正直なところ、ワインについて全然詳しくないし、「よくわからないけれど難しそう」というイメージで、深堀りするのも避けていました。
ワインを好きになってからもう10年近く経ちますが、自分のワインの好みも「白は辛口、赤は重め」しか言えませんでした。
そんな私でしたが、新型コロナウイルスによる自粛期間で、生活に変化がありました。
・普段ワインを飲んでいたレストランやバーに行けなくなった
・自炊にハマった
それまでは、ワインを飲むのはほとんどがレストランやバーで、お店の人に自分の好みを伝えれば、そこまでハズレ!というのはありませんでした。
しかしコロナでお店も閉めているところが多かった時期に、ワインを飲みたいと思ったら、自分で選んで買ってこなければいけません。
近所のスーパーに行って、ずらっと並んだワインボトルを見た時…
(…全然わかんなーーーーい!!笑)
自炊にもハマって、家でのお食事やお酒にもちょっとこだわりたい…なんて色気を出しているところに、この本と出逢いました。
葡萄の品種のキャラクターがイメージに残りやすい
この本のオススメポイントを挙げるなら、漫画で描かれていて読みやすい。というところです。
※解説等は活字です
そもそも何故私が「ワインって難しそう…」って思ったかというと、横文字が苦手だからです。

カタカナってなんか視覚でも聴覚でもイメージに残りづらいんですよねー。
しかしこの本は、葡萄の品種がキャラクター化されている!!
つまり、絵としてイメージが残りやすいのです♪
しかもその絵が、絶妙〜にワインの特徴とマッチしてるんですよね。
おかげで、今は「何飲もうかな?」って思った時に、キャラクター達が頭の中に出てきて、なんとなくの味の予想やお料理との組み合わせも思い浮かぶようになりました!
余談ですが、初めてワインを意識して選んだお料理がこちら!
鯛のムニエル香草バターソースとヴィシソワーズです♪
ワインはジョエル・ロブションのソーヴィニヨンブランです。
鯛をたくさん貰って、メインのお料理は決まっていたのですが、これなら白ワインが合いそうだな〜と思いました。
これまでだったら
「とりあえずシャルドネ買っておけば良いかな…」
と思っていたのですが、香草を使うということで、あの全体的に緑っぽいソーヴィニヨンブランのキャラクターが浮かんだのでした。笑

とりあえずこの本を読んだら、10年くらい何も進化しなかった私が、これくらいのことは考えられるようになります。笑
自分好みのワインを探す手掛かりに
私は元々ワインが好きでこの本を読みましたが、まだほとんど飲んだことないけど興味ある!!って人にもオススメです♪
「ワイン」といっても、色んな味があるんですね。
中には結構クセの強いものもあったり…。
美味しいワインを知らずに「ワイン苦手」って思ってしまうのは、凄く勿体ない気がするのです。

ちなみに私はワインが好きなお友達がいて、その人の影響で少しずつ自分の好みもわかったようなところがあります。
ワインとは関係ありませんが笑、2〜3ヶ月に1回ワイン会を開催している六郎さんのお話はこちら↓
六郎さんはワインに詳しく、もう7年以上の付き合いになるので、だいたいの私の好みも把握してくれています。
なのでワインのチョイスはいつも六郎さんに任せきりで、これがまた自分で学ぼうという気にならなかった一つの要因かもしれません。(勝手に美味しいワインが出てくるからね♪笑)
今思うと、六郎さんのようなワインに詳しいお友達がいたからこそ、私はあまりワインのことを知らなくても楽しめたのかなぁと思います。
とはいえ、そんなにワインに詳しい人が周りにいるとも限りません。
そんな時に、この本は有力な「お供」になってくれる気がします♪
甘いの微妙だった→辛いのはどれだろう?
もう少し酸味がない方が良いな〜とか、さっぱりしたのが良いな〜とか。
自分の好みのワインにたどり着くヒントが、この本にはたくさんあると思います♪
おうち時間がより充実
この本を読んだことで、おうち時間がより充実しそうです♪
次はクラフトビールのキャラクター化した本があるそうなので、それを読んでみたいと思います!
