こんにちは、めぐる(@fpmeguru)です。
お金のexpo2019に行ってきました!
今回は、受講した
「初心者にこそ薦めたい、長期の安定的配当が魅力の「Jリート」基礎セミナー」
について、私なりに大事だなと思ったところや感想などを書いていこうと思います。
初心者にこそ薦めたい、長期の安定的配当が魅力の「Jリート」基礎セミナー
講演者:渡辺晶(一般社団法人不動産証券化協会 市場調査部長)
Jリートは分配金利回りが高い。その理由は?
Jリートは株式に比べて分配金の利回りが高いというデータがあります。
それは何故でしょう??
これは、Jリートは配当分に法人税がかからないというのが一つの理由です。(一定の条件の下)
※分配金を受け取る側は、株式配当金と同様に源泉分離課税(個人)となっています。
また、一般事業会社は、事業利益の中から法人税・内部留保・配当というように分けますが、Jリートはほぼ配当だそうです。
これらがJリートの分配利回りが高い理由といえるでしょう。
そもそもJリートって何?
Jリートとは、投資家から集めた資金などを元に、複数の賃貸不動産に投資し、その賃貸収入や不動産売却収入から得た利益を投資家に分配する機関(運用の専門家)
だそうです。
購入方法
株式と同様、取引市場で売買可能
2019年9月30日現在、63銘柄あるそうです。
なお、Jリートの個別銘柄(上記の63銘柄)だけでなく、JリートETFやJリートを含む投資信託もあるので、手軽に投資できます!
Jリートの特徴
Jリートに投資する手段として、個別銘柄・ETF・投資信託がありますが、それらの特徴を見ていきましょう。
個別投資:2万円台~、自ら欲しい銘柄に1口から投資可能
JリートETF:1万円以下から可能、手数料が比較的割安
Jリート投資信託:1万円以下から可能、運用をプロに任せられる
Jリートの特長を踏まえ、資産運用を考える
・分配金の安定性(オフィスビルを中心に、商業施設や住宅、物流施設など、様々な種類の不動産に投資。安定した賃料水準と高い稼働率で分配金も安定的!)
・市場規模拡大(Jリート市場は2001年に始まり、保有不動産額は18兆円超まで拡大)
利回り重視の長期運用に向いている!!
Jリートのリスク
・価格変動リスク
元本は保証されていません。市場での取引価格(投資口の価格)は、不動産市況・景気見通し・需給動向などにより変動します。
・分配金変動リスク
テナント退去や賃料引き下げなどにより賃料収入が減り、分配金も減ることがあります。また、金利上昇に伴う支払利息の増加など費用の増加により、分配金が減ることもあります。
・災害等リスク
自然災害等で予測不可能な偶発事故が発生した場合、投資対象不動産の収益性が低下する可能性があります。
・法制度変更リスク
不動産税制、建築規制などの規制の強化や新設により、不動産の価値が低下し、その結果Jリートの価格も低下する可能性があります。
おわりに
Jリートについて曖昧だった知識もたくさんあったのですが、初心者にもわかりやすく説明して頂き(貰った資料も漫画になっていたりして、わかりやすい!)、とても面白かったです!
私が今までJリートに投資していなかったのは
・個別銘柄の1口が高い
・Jリートというもの(制度やメリット・デメリット等)をきちんと理解できていない
からでした。
私は分散投資に超こだわる系なので笑、1つの銘柄に一気に何十万という資金を投入するのが怖かったのですが、1つの銘柄の中でも投資先の物件は分散されているし、ETFや投資信託という少額から投資できる手段もあることを知り、Jリートに対する苦手意識は、払拭されました。
今後、1つの投資先として、注目していきたいと思います!!